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プリンス シアター ヘリテージ ステイ
2018年9月宿泊
プリンス シアター ヘリテージ ステイ(Prince Theatre Heritage Stay)に1泊しました。マスタースイートという部屋を予約、料金は1泊税・サ・朝食込みで7,483円(約2.159バーツ)。

ここは長らく放置されていた築100年以上の古い映画館「プリンスシアター」を改装し、今年3月にオープンしたホテルです。

立地はチャルーンクルン通りからルブア アット ステートタワーの裏口があるシーウィアン通りを入って行ったところ。チャルーンクルン通りの有名なお粥屋・ジョークプリンスから奥に入って行ってもホテル玄関に回り込めます。BTSサパーンタクシン駅から徒歩5〜6分です。



周辺は華人系タイ人の多い下町風のエリアで、老舗と呼ばれる庶民的な食堂がたくさんあり、ロビンソンデパート・バンラック店が徒歩3分、コンビニも徒歩1分内にセブンイレブン2軒あり。

部屋は15号室、2階にあります。部屋に入るとカーテンやベッドスローの印象的な赤が目に飛び込んできました。100年超の古い建物ですが、改装したばかりなので当然新しくてきれいです。





意外?にもベッドのマットレス・リネンはかなり寝心地が良かったです。5つ星ホテルにひけをとりません。







ライティングデスクは少し奥行きが狭いでしょうか。木製のイスなので長時間の作業には向いていません。



窓の下には下町の裏路地。



入口ドア方向を望んだところ。



冷蔵庫の中には無料の水が2本。



ポットにコーヒーメーカー(カプセル2個付き)。



部屋に入ってすぐの小窓からカフェレストランやスクリーンのある1階ホールを覗くことが出来ます。



テレビのチャンネル数はものすごく多いです。日本関連ではNHKワールド(英語放送)とアニメ専用のアニマックスがありました。



テレビの下にセーフティボックス。



クローゼットにはバスローブ、スリッパ、ヘアドライヤー。



室内には昔の女優のイラストや映画のレトロなポスターがたくさん飾られています。



部屋の中には改修跡が見られ、歴史を感じることができます。



柱が継いであります。



こちらの柱は上が木材で下が鉄骨です。





床も表面仕上げの異なる箇所があり、昔からの床材が残っていた部分と新たな床材を使用した部分なのでしょうか。歩くと若干ギシギシ鳴ったり、振動・揺れるような感覚がある部分もありました。

ベッドルームとバスルームの間にドアはなくカーテンのみ。バスルームの中で更にトイレとシャワーブースがそれぞれ個室状に仕切られています。



洗面台はダブルボウルでした。



トイレにホース式(ハンド式)のウォシュレットは付いています。



シャワーの温度・水圧(量)は問題ないのですが、レバーを少し動かすと熱くなったり冷たくなったり、温度調整が難しかったです。



簡易的に取り付けたようなシャワーブースです。勢いよくお湯を出してシャワーを浴び続けると、排水が追い付かず、床に水が溜まってきます。



シャワーブース内にシャンプーとバスジェルのボトル。



ハンドソープ、石鹸、シャワーキャップ、綿棒。タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズ。

このホテルは私が泊まったような個室も少しありますが、ドミトリー・シェアルームがメインでホステル・ゲストハウスと言った方が良いかもしれません。4〜8人用の小部屋がいくつもあり、1階は女性専用になっているようです。シェアルームをいくつか見せてもらいました。



カプセル風のベッド。上段がシングル(1人用)で下段がダブル(2人用)でした。





このタイプは部屋の中を更に半個室状に仕切られ、カプセルよりスペース的に余裕があります。日本の簡易ホテル「ファーストキャビン」みたいな感じです。

半個室が3つ並んでいて、階段で上がったロフトにも同じく3つあり、部屋としては6人用。この6人部屋の中にトイレ・シャワーあり。

朝食は1階ホールにあるカフェバーにて。期待はしていなかったのですが、それを下回る?簡素さでした。やはりホステル・ゲストハウスという感じです。外で他の物を食べる機会が出来たと前向きに考えます。





最初にこの食器セットを渡されました。





パートンコー(油条・揚げパン)。



画像以外にトースト、煮豆、お粥(私が行った時にはまだ準備が出来ていなかった)があるくらいです。

館内には至る所に映画に関する展示・装飾がなされていて、ちょっとした資料館のようです。



1階には映写機が展示されています。映画館時代に実際に使用していたものでしょうか?



昔の映画館時代の備品などを展示したコーナー。





夜は何かの映画を上映していました。







髪の毛が映画のフィルムでした。

改修したとはいえ、こういう建物ですから防音性は悪いです。窓はサッシにはなっていましたが、周辺住民の生活音・声がかなり聞こえてきました。尚、レセプションの受付時間は6〜23時。

夜には断続的に警報音が鳴っていました。スタッフによると、どこかの部屋でタバコを吸っている可能性大だと(館内は禁煙です)。また朝7時過ぎからホールのピアノを弾く馬鹿な某国の客がいて(どこの国の人がだいたい想像は付くでしょう)、大きな音が鳴り響くなど、騒音に悩まされました。すぐに止めないスタッフもどうかと思いますが。

昔このあたりに2年間住んでいたので個人的には思い出の場所ですし、立地自体もBTS駅やボート乗り場に近くて、バンコクのオールドタウン観光には悪くないと思います。迷惑な客がいたことを差し引いても、こうした建造物に泊まれたことは貴重な経験で良かったです。
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