たつの J Kitchenでマレーシア料理・海南チキンライス

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本竜野駅から歩いて来て、揖保川に架かる龍野橋を渡ると、たつの旧市街です。古い町家が残る街並みに気分も盛り上がりますが、先ずは昼食にしたいと思います。

たつのの名物料理と言えば、揖保乃糸のブランドで知られる手延素麺なのでしょうが・・・私にとってそうめんはお金を出してまで食べるものか?というのが正直なところ。

毎年のようにお中元で2~3箱は送られて来るのでいつも家に余っており、小さい頃から「何もないから仕方なくそうめんでも食べるか」という感覚なのです。食べたらおいしいんですけどね。

かといって他に食指が動くものもなく、やっぱり本場なのでそうめんにしようかと思っていたのですが、前日にグーグルマップで物色していた際、マレーシア家庭料理「J KITCHEN」なるレストランを発見しました。

たつのにマレーシア料理店なんて珍しい。タイ料理やベトナム料理ならまだしも、マレーシア料理の店なんて東京や大阪でもあまり見ないのに。新型コロナで海外に行けなくなってもう1年が経過し、東南アジアの料理が恋しくなっていましたので、ここへ行くことにしました。

土曜日のお昼時でしたが、そこそこお客さんは入っていました。

注文の第一候補と考えていたのが私の大好きなバクテー(肉骨茶)です。

グーグルマップのレビュー・画像を見ていて、メニューにバクテー(肉骨茶)があることを知り、土日限定になっていました。この日は土曜日なのでばっちりと思ってやって来たのですが、現在は予約メニューになっていて注文出来ませんでした。

ということで4種類のランチメニューから選ぶことにしました。ナシゴレンと海南チキンライスで迷ったのですが、チキンライスを注文。

インテリアやクッションカバー・ティッシュボックスケースなどにバティックの布が使われており、マレーシアらしさを感じさせてくれます。

注文した海南チキンライスがやってきました。

チキンは結構ボリュームがあります。タレはスイートチリソースのみ。

が、なんとライスが日本米(短粒米)の白飯。海南チキンライスのライスと言えば、鶏のスープで炊いた油飯(コメはジャスミンライスなどの長粒米)が当たり前と思っていたのですが・・・これには正直がっかりです。何か理由があって白飯にしているのかもしれませんが、手抜きかコスト削減と思ってしまいます。

1年以上前のレビュー画像を見ても白飯だし、新型コロナの影響で食材調達に支障をきたしているわけでもなさそう。鶏肉自体はジューシーで美味しかったのに、ライスが何とももったいない。

ランチメニューにはコーヒーor紅茶とデザートがついてきます。いかにもマレーシアのコピティアムで使っていそうな模様のカップです。

生姜風味の温かいスープに芋やサゴが入っているやさしい味のデザート。サゴはタピオカに似ていますが、タピオカがキャッサバ芋のでんぷんから作られるのに対し、サゴはサゴヤシのでんぷんが原料。

お会計は正直1,300円でも高いなあと思いましたが、消費税別・・・このチキンライスセットで1,430円か。個人的には食後のドリンクとデザートは不要なので、もう少し安くしてもらった方がいいかな。尚、支払いにはPayPayが使えました。

ナシゴレン(マレー・インドネシア風炒飯)セットも1,200円+10%で1,320円だし、たつのという地方都市では食材調達がコストを含めて東京・大阪のようにはいかないのかもしれませんが、ランチセットでこの値段はどうなんでしょう。限定10食の日替わりはドリンクとデザートも付いて990円なので、こちらは悪くないと思うのですが。

お店の場所は本竜野駅方面から揖保川を渡って旧市街に入り、道なりに進んで2分ほどの左手。本竜野駅からは徒歩約15分。

たつの旧市街の地図とホテル

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