商家資料館 池上邸 古い商家・町家が並ぶ備中高梁の城下町

先に武家屋敷を見学しましたが、今度は古い商家・町家の並ぶ本町通りを散策してみようと思います。

城下通りから本町通りに入ってすぐに山本金星堂書店。昭和な感じですな。

小池鮮魚店。

高梁は古い町家が残り、「備中の小京都」なんて呼ばれております。

事前にチェックしていた高梁市商家資料館 池上邸です。ネット情報では、無料休憩所と書かれているものと入場料300円と書かれたものがありましたが、無料でした。スタッフらしき人もいませんでしたけど。

池上家は江戸時代享保年間(1716~1736年)の小間物屋から始まり、高梁川を航行した高瀬舟の船主、両替商・・・8代目の時代に醤油製造販売で財を成したそうです。

商家らしく帳場があります。

こういう古い豪商の家には古い雛人形が残っていますよね。

こちらは明治後期から大正時代の三次人形。三次人形は広島県三次市の伝統工芸品で、粘土で作られた人形。子供が生まれると初節句に贈る風習があるそうです。

町家は間口が狭くて奥行きが長く、鰻の寝床に例えられますが、通り沿いから主屋、風呂、便所、中庭、離れ、土蔵と並んでいるのが一般的。

こちらは離れかな。

一番奥の蔵が高梁市商家資料館になっていましたが、この時は閉鎖されていました。

引き続き、本町通りを散策します。

こちらも醤油屋さん、高梁醤油。2階の一部が海鼠壁(なまこ壁)になっていますね。

グーグルマップの航空写真を見ても分かりますが、本町通りから高梁川沿いの国道180号線(313号線も重複)まで占めており、奥行きが長い町家です。この町屋は間口もそこそこ広いですが。

三井物産株式會社一手販売 臺灣製糖株式會社製品販売店 三浦源吉商店と書かれています。臺灣製糖(台湾精糖)は第二次世界大戦後、台湾での事業は国民党政府に接収されますが、内地(日本国内)の事業を受け継いだ会社が台糖→三井製糖です。

町家の意匠についての説明書きもありました。

これってよく目にしますが、袖壁と言うのか。

こちらも立派な町家、家紋の意匠が印象的です。

後で画像検索したのですが、「丸に剣片喰」紋でしょうか。

赤いベンガラ色の美しい町家。

庇の下に付けられている帯状の板は板暖簾と言い、陽射しを遮る目的があります。

鳥越酢本店と書かれていましたが、元?お酢屋さんの町屋。

伊達建具店。

海鼠壁に覆われています。元々蔵だったのでしょうか?

紺屋川通りにたどり着いたので、本町通りの一本西側、高梁川沿いの国道180号線(313号線も重複)へ出てみますと。寛文10年(1670年)に文武宿「花屋」として創業した油屋旅館があります。現在の建物は明治期のものらしい。

ここも寅さんロケ地、映画「男はつらいよ」に登場したようです。

観光客もほとんど見掛けず、静かな趣のある町並みでした。個人的にはやっぱり武家屋敷より商家・町家の方が好きです。またお土産屋など観光客目当ての店舗もほぼ皆無で、地元の人々の普通の生活が営まれている点も良かったと思います。

高梁市商家資料館池上邸周辺の地図とホテル

新見・高梁 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・旅館

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