高松塚古墳と高松塚壁画館

キトラ古墳の次は高松塚古墳に向かいます。キトラ古墳は壁画が発見されたのが遅く、私が子供の頃はまだ教科書にも載っていませんでしたが、高松塚古墳は小学校でも習ったバリバリの有名処です。

正午を過ぎ気温も上がってきて、電動自転車とは言え、かなり疲れてきました。県道209号線沿いの国営飛鳥歴史公園館の対面あたりから入ろうと思っていたのですが、入口を通り過ぎてしまいました。

公園内に入ると高松塚古墳や壁画館までは結構距離があります。

まずは壁画館から見学します。入場料は大人300円ですが、私は石舞台古墳・亀形石造物・高松塚壁画館の特別共通券700円を利用しました。

高松塚古墳もキトラ古墳と同様に石室内の壁画が有名ですが、壁画館には発見当時のままの壁画を写し取った「現状模写」と一部を復元して見やすくした「復元模写」、それに石室のレプリカが展示されています。展示されているのは壁画の現物ではなく、単なる模写・レプリカなのですが、残念乍ら内部は撮影禁止です。

東西北壁及び天井(南壁は盗掘により失われたとみられています)の高松塚古墳壁画 4面は国宝に指定されています。同じく国宝のキトラ古墳の壁画は、描かれている漆喰層を石室から剥ぎ取って保存、石室は墳丘に埋め戻されていますが、高松塚古墳の場合は石室が壁画を残したまま解体され、現状は仮設修理施設で保存されています。どちらの壁画も不定期に事前登録制で公開されています。

壁画館は展示物も少なく、見学時間は15分もあれば充分というレベル。さきほど行ったキトラ古墳壁画体験・四神の館が入場無料だったことを考えると、これで入場料300円取るのか・・・という感想です。

高松塚古墳の壁画の中でも特に有名なのが西壁女子群像(飛鳥美人)ですが、昨年九州国立博物館に行った際に特別展「しきしまの大和へ 奈良大発掘」でレプリカ(大塚オーミ陶業株式会社製作の複製陶板)が展示されていました。

キトラ古墳・四神の館に展示してあったキトラ古墳と高松塚古墳との壁画比較。

同じく四神の館に展示されていた高松塚古墳の石室内天井の天文図の解説。

壁画館の見学を終え、裏手の小高い丘を登って行きますと、高松塚古墳の墳丘があります。

7世紀末から8世紀初めの藤原京期に築造されたとみられる二段円墳。被葬者は忍壁皇子、高市皇子、弓削皇子ら天武天皇の皇子説、臣下の石上麻呂説、朝鮮半島系王族説などがあるようです。

充分とは言えませんが、これで今回の明日香村散策は終了です。

昨年、九州国立博物館で見た特別展「しきしまの大和へ 奈良大発掘」で明日香村に興味を持ち、今年の1月、4月と旅行を計画したのですが、新型コロナウィルス感染拡大で断念、やっと来ることが出来ました。次は奈良~天理~桜井あたり、山辺の道とか行ってみたいと思います。

高松塚古墳周辺の地図とホテル

橿原・桜井・天理 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・旅館

奈良 4ベッド・4人部屋のあるホテル・コンドミニアム

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