神戸 生田神社で旅の安全を祈願

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三宮には8時頃着いたのですが、大阪空港までバスで40~45分、それに対してフライトは11:05発なので、1時間半ほど時間つぶしをしないといけません。

三宮駅からすぐ近くの生田神社へ参拝することにしました。「いくたさん」こと生田神社は縁結びで有名で、かつて陣内智則さんと藤原紀香さんの挙式でも話題になりましたね。創建は神功皇后元年(西暦201年)と1800年以上の歴史を持ち、神戸を代表する神社の一つです。

入口にある一番手前、石造りの鳥居が二の鳥居でした。じゃあ一の鳥居はどこ?調べると、参道(いくたロード)を南に下って、阪急・JR・阪神の高架も過ぎ、三宮中央通りとの交差点にあるようです。

二の鳥居を通り抜け向かって右手に松尾神社があります。ご祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)という酒造・農工業の神様です。

灘五郷発祥の地の石碑もあり、奉納石柱には酒造メーカー・酒問屋の名前がずらり。

左手には大海神社(だいかいじんじゃ)。社名からしていかにも海や航海の神様って感じですが、ご祭神はみちひらき・導きの神様として有名な猿田彦大神(サルタヒコ)。旅人の神様とも言えますので、念入りにお参り。

こちらの奉納石柱には造船会社・海運会社・海上保険会社の社名がずらりと並んでいます。

朱色が鮮やかなのが三の鳥居。

続いて立派な楼門。

楼門を抜けると拝殿が見えてきます。生田神社は長い歴史を持つ神社ですが、社殿は水害・空襲、最近では1995年の阪神・淡路大震災で被害を受けており、そのたびに再建された新しいもの。

拝殿の奥には本殿があり、御祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)です。また本殿の周りには、下記4社も祀られています。

住吉神社 ご祭神:表筒男命(うわつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、底筒男命(そこつつのおのみこと)=住吉三神 海上安全・交通安全の神

八幡神社 ご祭神:応神天皇(第15代天皇) 厄除開運の神

諏訪神社 ご祭神:武御名方命(たけみなかたのみこ) 農耕狩猟・武運長久・力の神

日吉神社 ご祭神:大山咋命(おおやまくいのみこと) 農工業・五穀豊穣の神

拝殿・本殿の周りにある摂末社も周ってみましょう。

縁結びで有名な神社ですので、絵馬もハート形をしています。

包丁への感謝と食文化の向上を願って、神戸市内の料理食品関係者によって建立された包丁塚。包丁塚は全国でも珍しいそうですが、9月に行った金沢・石浦神社にもありました。

約500年の年輪を持つ楠の神木。昭和20年6月5日の神戸大空襲で焼けただれましたが、力強く蘇り、再生・再起・合格・復活・復興の象徴として信仰されているらしい。

生活守護・食物、稲の神である稲倉魂命(うがのみたまのみこと、宇迦之御魂神、うかのみたまのかみ)を祀る稲荷神社。

稲荷神社の脇には史蹟・生田森があります。古くは源平合戦の古戦場でもありました。

生田森坐社(いくたのもりにいますやしろ)には安産・万物成長・生田の森の守り神である神功皇后(第14代天皇・仲哀天皇の皇后)が祀られています。

生田森坐社のそばには、水みくじで有名な金龍泉。

境内の西側、生田の池には市杵島神社があります。御祭神は宗像三女神の一柱である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で、芸能上達・水の神とされています。また市杵島姫命はヒンドゥー教の女神・サラスヴァティーを起源とする弁財天と習合し、同一視されることもあります。どちらも水・芸能の神様という共通点があります。

国家・君が代の歌詞にも出てくる「さざれ石」。さざれ石とは細石=細かい石であり、それが炭酸カルシウムや水酸化鉄により結合し、岩(巌)となったもの。いろんな神社で目にしますね。

商売繁盛の神・蛭子神(ひるこのみこと)を祀る蛭子神社。蛭子神は七福神の恵比寿様のルーツともされています。

三宮という都会のど真ん中にあるオアシスのような神社でした。それでは大阪空港へ向かいましょう。

生田神社周辺の地図とホテル

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神戸・有馬温泉 露天風呂付客室があるホテル・旅館

神戸 4ベッド・4人部屋のあるホテル・コンドミニアム

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