衆楽園(旧津山藩別邸庭園)から国指定重要文化財巡り

津山城跡の見学を終え、次は北側へ数百メートル離れた衆楽園に向かいます。

津山城へは南側から入ったのですが、北西側(津山文化センター側)にも出口があるようなので丁度良かった。

本当に立派な石垣のあるお城でした。

津山城跡を出てから10分ちょっとで衆楽園(旧津山藩別邸庭園)に到着。衆楽園は津山藩二代目藩主・森長継が造らせた池泉回遊式の大名庭園で、国の名勝に指定されています。

入場料は無料です。

謎のアート作品が登場。

入口に看板が出ていた「つやま夢灯り庭園」というイベントみたいですね。夜になるとこれらのオブジェがライトアップされます。つやま夢灯り庭園の入場料は大人1,000円となかなか強気の価格設定です。

藩主の隠居所であった余芳閣。

その隣に迎賓館。余芳閣と迎賓館共に当時の建物ではなく、再現したものです。

昭和54年(1979年)にこの地を訪れた山口誓子による「絲櫻 水にも地にも 枝を垂れ」の句碑。

「つやま夢灯り庭園」用のアート作品たち。

後方の中国山地を借景としているそうです。

画像撮影しながらゆっくり一回りしても15~20分程度の手頃な大きさの庭園で、散歩していて気持ち良かった。築庭当時は現在の約2.7倍の広さがあったようですが。

衆楽園を後にして、次は津山市城西重要伝統的建造物群保存地区に向かうのですが、途中少し寄り道したところに国指定重要文化財が2件あるので、ついでに行ってみましょう。

まずは鶴山八幡宮に到着。鶴山公園(津山城跡)は「かくざんこうえん」でしたが、こちらの神社は「つるやまはちまんぐう」です。鶴山八幡宮は元々鶴山山頂(現在の津山城跡)に鎮座していましたが、津山城築城に伴い移転、慶長13年(1608年)現在地に遷座しました。

鳥居をくぐってすぐ右手に稲荷大明神。

石段を登ると神門。

正面に拝殿、こちらは岡山県指定重要文化財です。八幡宮ですから御祭神は譽田別尊(応神天皇)、それに息長足姫命(神功皇后)、玉依姫命も祀られています。

拝殿の裏手にあるのが国指定重要文化財の本殿、現在の本殿は寛文9年(1669年)に建立されたもの。拝殿と本殿を結ぶ渡り廊下のような建物が釣殿で、拝殿や神饌所と共に岡山県指定重要文化財になっています。

本殿は美作地方でよく見られる中山造という神社建築様式。中山造の中山は同じ津山市にある美作国一宮の中山神社から来ています。中山造で国指定重要文化財になっているのが、中山神社、鶴山八幡宮、美作総社宮の各本殿です。

境内には摂社・末社が数社ありますが、こちらは岡山県指定重要文化財の薬祖神社社殿。

鶴山八幡宮から城西地区へ向かう途中にある岡山県立津山高等学校本館も国指定重要文化財となっています。明治33年(1900年)に旧津山中学校本館として建設されたもの。残念ながら敷地内には入れませんので、外から画像撮影するのみです。

イタリアルネサンス様式で一見西洋風ですが、構造は木造の下見板張りで瓦葺きという、幕末から明治中期まで流行した和洋折衷の擬洋風建築ですね。特に役所や学校など公共の施設でよく見られます。

それでは城西地区へ向かいましょう。

衆楽園周辺の地図とホテル

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