日本一短い?ささやき橋~沼名前神社 福山・鞆の浦

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短っ!

1メートルもないくらい、一歩で渡れる「ささやき橋」です。日本で1番短い橋とされています。私は事前にグーグルマップで見つけていましたが、知らなければ単なる道路の一部で橋とは気付かず通り過ぎるでしょう。

近くの説明書きには「応神天皇の頃、百済よりの使節の接待役・武内臣和多利と官妓・江の浦が役目を忘れ夜毎この橋で恋を語り合っていました。それが噂になり二人は海に沈められました。その頃から密語(ささやき)の橋と語りつがれています。」とありました。

沼名前神社の旧社格は国幣小社、前日に行った備前国一宮・吉備津彦神社備後国一宮・吉備津神社と同じですから、それなりの格式があります。有名な備中国一宮・吉備津神社は旧官幣中社と格上です。ちなみに「沼名前」は「ぬなくま」と読みます。

二の鳥居。

二の鳥居よりずっと後方から参道が続いており、一の鳥居があるのも帰りに気付きました。

石段を登って随神門があります。

随神門を抜けると更に石段があるのですが、ここで見落としていました。随神門を抜けて右手に、桃山時代の建造物でこの神社唯一の国指定重要文化財である能舞台があるのですが、予習不足で気付いていませんでした。

こちらが本殿。沼名前神社は明治時代に渡守神社(わたすじんじゃ)と鞆祇園宮を合祀したもので、渡守神社の祭神・大綿津見神と鞆祇園宮の祭神・須佐之男命(素盞鳴命、スサノオノミコト)の2柱が祀られています。当初は鞆祇園宮を前身としていましたが、その後渡守神社を前身と改められ、これにより祭神も主祭神と相殿神の立場が逆転しています。

鞆の浦力石。各地の神社で「力石」ってよくありますね。あと「さざれ石」もよく見るような気がします。

境内の摂社・末社を見ていきましょう。本殿に近い方から、八幡伸こと誉田別命(第15代応神天皇)を祀る八幡社。

竈社・塞社、松尾社・稲荷社・地主社、厳島社・艮社。

渡守社、合祀される前の渡守神社社殿とされています。

渡守社に付随して白馬の模型があるのはなんでしょう?

最初は御祭神の大綿津見神に関係あるのかと調べてみたのですが、先に行った対潮楼のある福禅寺の境内にもあったのを思い出しました。

ネットで検索してみると、鞆の浦には旧暦8月の朔日(1日)に、子供の誕生と健やかな成長を願って、子供たちを(台車付きの)白い木馬に乗せて練り歩く「鞆の津 八朔の馬出し」という風習・伝統行事があり、沼名前神社が出発地となるらしい。これですね、すっきりしました。

一番端に護国神社。

そういえば前日には祇園祭発祥の地とも言われる、スサノオを祀った福山市新市町戸手の素盞嗚神社に行きました。スサノオは出雲から南海(鞆の浦)に旅したとされており、そのルート上にはスサノオを祀る神社が多いのかもしれませんね。須佐神社(三次市)、素盞嗚神社(戸手)、沼名前神社(鞆祇園宮)を備後三祇園と呼ぶようです。

沼名前神社周辺の地図とホテル

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