京都 嵯峨鳥居本重要伝統的建造物群保存地区

あだし野念仏寺の周辺は、江戸時代以降に愛宕神社の門前町(鳥居前町)として発展し、愛宕街道沿いは古い町並みが残る嵯峨鳥居本重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。嵯峨鳥居本は「さがとりいもと」と読みます。

化野念仏寺を境に瓦屋根の町家風民家が並ぶ下地区と茅葺きの農家が多い上地区に分かれているのですが、重要伝統的建造物群保存地区の一番端(奥)にあたる愛宕神社一の鳥居の先から散策をスタートします。

後から地図を見ていたら、もう少し奥に愛宕念仏寺という寺院があるのに気付きました。グーグルマップの画像を見ると、化野念仏寺に負けず劣らず面白そうだったので、残念です。

鳥居の手前にある鮎茶屋平野屋は約400年前の江戸時代初期の建物。

鳥居を通り過ぎてすぐに、鮎の宿つたや。こちらも鮎料理のお店です。同じく茅葺屋根の約400年前の建物。茅葺屋根を覆う苔もいい感じですね。

上記の隣、「あゆのやど」と書かれていて、こちらも「鮎の宿つたや」の建物のようです。鳥居本の茅葺屋根は上部が切妻造で下部が寄棟造の入母屋造ですが、この建物は妻面(破風側)が通りに向いています。

愛宕街道沿いを歩いてきます。

この辺りは2軒に1軒くらいの割合で茅葺屋根の住宅が出てきます。

きれいにリノベーションされています。

嵐山高雄パークウェイの高架を過ぎると見えてくるのが、嵯峨鳥居本町並み保存館。この辺りから茅葺屋根が減り、瓦屋根の町家が増えてきます。

嵯峨鳥居本町並み保存館は明治時代初期の中2階建て住宅をリニューアルしたもの。虫籠窓に換気(煙出し)・採光目的の越屋根がありますね。昭和初期の愛宕街道の町並みを精密に復元した模型も展示されていて、入場は無料。

イナバウアー、犬バウアー、猪木ボンバイエ。

久しぶりに茅葺屋根の住宅が出てきました。

かなり大きくて立派なお屋敷ですが、かつて庄屋だったそうです。ちょうど化野念仏寺の前に位置し、上地区と下地区の分かれ目なのかもしれません。

妻壁に「水」のロゴが。屋号かと思ったのですが、火除けの意味みたいです。

こちらの町家の2階部分には・・・

中国伝来の厄除け・鍾馗(しょうき)さんでしょうか。

化野念仏寺を過ぎた辺り。商家の町家が続きます。

竹製品と丹波陶磁器などのお土産品を販売する「あだしの井和井」。

周辺の町家とは異なる造り・デザインの建物で気になったのですが、後で調べると元々は旅籠だったようです。

この土蔵から・・・

黒壁の町家・・・

立派な門、全部「茶寮 弁治」という豆腐料理のお店の建物でした。

八体地蔵で道は二股に分かれ、その先で重要伝統的建造物群保存地区は終わりとなります。

旅行先では重要伝統的建造物群保存地区を意識して巡っているのですが、日本には本当に古い町並みが多く残っていますね。コロナ禍で海外旅行に行けないので、当初は仕方なく国内旅行でもするかと思っていたのですが、客観的にみると、日本はなんて素晴らしい観光資源に恵まれているのかと気付かされました。

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