アグーとんかつ コション 沖縄・那覇

沖縄はステーキが有名ですが、中国の影響なのか一般的には牛肉より豚肉が好まれますよね。私も牛肉より豚肉が好きなので、この沖縄の食文化はウェルカム、豚肉料理を堪能したいと思います。

ということで、初日の夕食はアグーとんかつ コション久茂地店へやってきました。沖縄県の琉球在来豚であるアグーは是非とも食べたいと思っていたのです。アグーの豚しゃぶの店も結構あるのですが、私はトンカツが大好きなので。

入店したのは18時頃だったのですが、他にお客さんは誰もおらず、このお店大丈夫?なんて最初は思ったのですが、その後ポツポツと入って来ました。

定食の他に、とんかつや串揚げをつまみにお酒を飲むという居酒屋的な訴求方法もされていました。

注文したのは「金アグー豚 ロースかつ150g」、ライス・漬物・豚汁(この3点はおかわり自由)が付いて1,950円。アグーではない県産豚のロースかつ150gは1,430円でしたので、アグー豚はブランドのプレミアがついてお高めとなっています。

ところで金アグー豚って、アグー豚の中でも「金」が付いているのだからグレードの高いものかと思いきや・・・アグー豚にはいくつかの産地・ブランドがあり、金アグーは金武町で生産されたアグーブランド豚のようです。

琉球在来豚であるアグーは生まれる子供の数が少なく成長も遅いので、農家にとっては生産性が悪い品種。上記のようなアグーブランド豚は大半がアグー100%の純血種ではなく、オスの沖縄アグー豚(在来種)にメスの西洋豚をかけあわせた生産性の良い交配種のようです。

アグーの血統が50%以上のものが「アグーブランド豚」と定義され、一般的にアグーを名乗って流通しているようです。アグーって貴重な豚と聞いていたわりには、豚しゃぶとかトンカツとか結構出回っているなあと思ったら、そういうことらしい。ごくまれにある純血種のアグーを使っている店は、純血種とアピールしています。

アグーは脂が多い品種で、しかも脂身が多いロースを注文しましたが、特別脂が多いとは思いませんでした。脂身の部分はかなりカットされているのかな。

岩塩が用意されていたので、まずはこちらで食べてみます。

ソースにいりごま、黒炒り七味、からしも用意されています。

ライスは麦飯です。

千切りキャベツ用のごまドレッシングとすりおろし野菜ドレッシング。

麦飯を茶碗半分ほどお代りして、お腹いっぱいになりました。普通においしかったですが、正直言って、アグー豚のとんかつと今まで食べてきた普通のとんかつに明確な違いは感じなかったです。

アグーは脂が旨いとよく書かれているのですが、脂なのか肉なのか私には独特の風味(決して嫌なものではない)が少し感じられたくらいでしょうか。

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