バンコクからの帰国はタイライオンエアSL304便を利用しました。
タイライオンエアはタイ国内線やシンガポール、ヤンゴン等の近距離路線では何度か乗ったことはあるのですが、日本線は初めてです。
朝5:20発なので、ホテルを3時前に出発。
ドンムアン空港に到着、チェックインカウンターはガラガラでした。
プライオリティパスで利用出来るラウンジで腹ごしらえ&時間つぶしをして搭乗ゲートに向かいます。
使用機材はボーイング737-800です。
航空券予約時から分かっていましたが、タイライオンエアの日本線は全て機内エンタメ用のモニターも付いたエアバスA330だと思い込んでいたのですが、東京線だけなんですね。
元々関西線は最新鋭機のボーイング737 MAX9が投入される計画だったのですが、例の墜落事故・運航停止問題でなかったことに。
座席配置は3-3です。
LCCの機内持込手荷物サイズは56 x 36 x 23cmなど3辺合計115cm以内というケースが一般的ですが、タイライオンエアは30 x 40 x 20cm(合計90㎝)とかなり厳しいのです。
ところが先日乗ったヤンゴン・バンコク線でも感じましたが、どう見てもサイズオーバーしてるやろという手荷物を持ち込んでいる乗客がポツポツいます。機内持込手荷物のサイズチェックが緩い?
今回座席指定はしていなかったのですが、10Cという通路側の席になりました。C席は私にとってベストポジションなのでラッキー。
シートピッチは31インチ(約79cm)らしいですが、そこまであるかな。LCCの近距離路線なら一般的に28~29インチですが、それよりは多少マシ程度です。
乗客は少なくガラガラで、特に前方の少し高いライオンコンフォートシートやライオンシートはほとんどいません。18席中2人だけ。
多くのところが3席に1人という状態なのですが、私の隣はタイ人のカップルが座っていて3席埋っているんですよ。運が悪いのか、座席指定にお金を払わない乗客に対しての嫌がらせなのか。
ということでキャビンアテンダントさんに断って、斜め前の席に移動させてもらいました。
後でシートマップを見ていて気付いたのですが、最前列から機体の中央あたりにある非常口席まで左側(A/B/C席)の方が右側(D/E/F席)より1列多いのです。
つまりこの区間は左側(A~C)は右側(D~F)よりシートピッチが少し狭いのかもしれません。
機内アナウンスはタイ語・英語・日本語。日本語と言ってもタイ人CAさんと思われる少したどたどしい日本語です。
離陸後水平飛行になって入国カード、税関申告書、スナックの配布と機内販売が始まります。
LCCでも軽食が出るのです。アップルパイみたいなパンと水だけですが。
出発から3時間後(到着の2時間前)に再度機内販売がありました。
バンコク・ドンムアン空港発は約25分遅れでしたが、関西着は約20分の早着、5時間弱のフライトでした。
利用したのは1月下旬、まだ新型コロナウイルスの問題は騒がれていない頃でしたが、ガラガラでした。
この路線はLCCだとタイエアアジアX、ノックスクートも運航しているので競合が激しいです。
その中でタイライオンエアは知名度が低いし、バンコク発が朝5時台と早いからか、それとも機内持込手荷物サイズの小ささのせいなのか、人気がなさそうです。利用する立場としてはガラガラは有難いですけど。
この乗客数だったらとてもエアバスA330なんて投入出来ないですよね。
但し個人的にはタイエアアジアXのシート幅の狭さが一番嫌なので、タイライオンエアの方が好きです。バンコク・関西線のLCCの個人的な好みとしては
ノックスクート ≧ タイライオンエア > タイエアアジアX
そうは言っても結局は料金が一番安い航空会社を選ぶでしょうけど。それとライオンエアグループは、受託手荷物が1kg単位で購入出来るのも良いです。
この路線が維持されるのかも怪しい感じですが、次回はボーイング737max 9に乗ってみたいです。