今日から2月末に行った奈良・神戸の旅行記となります。
JRの新快速で三ノ宮駅まで行き、阪神電車の神戸三宮駅へ移動、阪神なんば線と近鉄経由で奈良まで直通の快速急行があります。
せっかく奈良まで直通なのですが、朝食の為に大阪難波で下車しました。
笑いの殿堂「なんばグランド花月(NGK)」。
なんばグランド花月すぐそばの千日前道具屋筋商店街に向かいます。
目指すはアーケード街に入ってすぐ右手にある「うどんそば 松屋」。牛丼チェーンの松屋ではありません。早朝6時(日曜だけ8時)から夜遅く23時まで営業しているので便利です。
千日前道具屋筋商店街に面した店の外にタッチパネル式の券売機があり、ここで食券を購入します。うどん、そばの他、朝定食、丼セットなんかもありますね。この券売機はQRコード決済も利用可です。
路地側のもう一つの出入口にも券売機があります。
こちらは昔ながらの券売機。かけうどん200円~、新世界・西成ほどではないですが、安いですよね。大阪のど真ん中で1杯200円なんて物価がバグってるとしか思えない。現在の円安下なら東南アジアと変わらないレベル。
店内は狭いですが、コの字型のカウンターが結構奥まで続いています(ネットの記事を読むと、奥にはテーブル席もあるようです)。立ち食いではなく一応イスはあります。この時も韓国人観光客が結構多いなあと感じたのですが、グーグルマップの口コミもハングルがポツポツあります。また場所柄、吉本芸人もよく通っているみたいですね。
カウンターの中には天ぷらが並んでいます。
私が注文したのは油かすうどん。前回大阪に来た時に新世界でかすうどんを食べようと思っていたのですが、お目当ての店がコロナ禍で臨時休業になっており食べられませんでした。違う店ですが、そのリベンジです。
油かすとは牛の小腸を油で揚げたもので、大阪・南河内地方で昔から食べられてきた郷土料理らしいです。天ぷらうどん280円、肉うどん370円・・・に対し、油かすうどんは470円。「かす」という名前のわりに、最近はなかなかの高級品となっています。
スープを頂くと、最初に甘みをすごく感じました。タマネギが入っているので、そのせいでしょうか。これに油かすや天かすからのコクが加わり旨いです。
麺は大阪でスタンダードなやわやわのコシがないタイプ。基本的に讃岐うどんのようなコシのあるうどんが好きですが、これはこれで悪くなかった。
この日は結構寒かったので、余計に温かいうどんがおいしく感じたのかもしれませんが、大満足の朝食でした。