台南 風神廟 風神を祀る珍しい道教寺院

台南2日目、DDホテルからカインドネスホテル赤崁楼館へ移動します。

グーグルマップで調べると徒歩17分と出たのですが、今回はバックパックだけなので、台南の街を散策しながらブラブラ歩いて行くことにします。

途中でこちらの風神廟にも寄ってみたかったですし。

風神を主祭神に祀る廟って珍しいです。台湾ではここだけとか。

風神廟は1739年創建、三級古跡に登録されています。

また台湾府城(現在の台南)の七寺八廟の一つとされています。八廟はいくつかの説があり、異なる廟を挙げる人もいますが。

本殿の中に入ってみましょう。

最近改修されたのか、建物自体は新しい印象です。

いつもように管理人の方に画像撮影していいか聞き、快く承諾して頂いたのですが、私の背負っているバックパックが何かに当たって壊したりしないか心配されているようでしたので、バックパックは入口の所に下して見学します。

中央に祀られているのが風神。手前の向かって右の赤ら顔が火神、左の青い顔が水神です。

風神祠の左には(向かって右)には観音佛祖(観音菩薩)。

右の祠には土地公(福徳正神)、天真聖祖、財神爺の3柱が祀られています。天真聖祖は初めて聞いた名前。

財神爺は黒面で黒虎に跨がっているので趙公明(玄壇真君)ですね。

殿内の左右には雷神と雷母。

雷神(雷公)は右手に斧、左手にノミと持っているのが定番の姿のようですが、この像は左右が逆です。

嘴があるのも特徴で、斧やノミは木に穴を開ける為?中国語なので詳細は分かりませんが、ネットで検索すると、キツツキに変身して戻れなくなったという伝説があるようです。

こちら雷公(雷神)の奥さんである雷母。両手には鏡を持ち、雷公と共に雲を起こし、雨を降らせる役割があります。

小さな廟ですので、ものの10分で見学終了。参拝者は誰もおらず、自分の好きなように見学出来て良かったです。

風神廟の前には廣澤尊王を祀る南勢街西羅殿がありましたが、それほど興味もないし、参拝客も多いので入りませんでした。

ブログを書く為に風神廟のことを調べていると・・・

台南では〇〇境という地名をよく目にしますが、かつての台湾府城の防衛・治安維持などを目的とした行政区割のようなものらしい。

そういえば境主公という神様がいました。都市(城)を治めるのが城隍神であり、もっと小さな地域である「境」を治めるのが境主公ということか。

台湾府城には全部で10個の聯境があり、各聯境には中心となる寺院の主廟とその配下にある属廟が組織されていました。風神廟はかなりこじんまりした廟ですが、三協境の主廟だったようです。

少し気になっていた台南の「境」について知ることが出来て思わぬ収穫でした。

風神廟は台南市中西区の康樂街にあり民権路三段との交差点近く、神農街のすぐそばです。

神農街周辺の地図とホテル

台南 ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

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