ホイアン2日目はハ アン ホテル(Ha An Hotel)に宿泊しました。ハアンホテル、漢字で書くと河安客桟です。
スタンダードという部屋を予約、料金は1泊税・サ・朝食込みで4,371円(約91.2万ドン)。
ロケーションはホイアン旧市街の東外れ、バクダン通りの延長上のファンボイチャウ通り、ホイアン市場まで徒歩5分、来遠橋(日本橋)が15分弱です。中心街からは少し離れているので、それほど騒がしくはない一方で、多くの観光名所までは徒歩圏内で、便利な立地でした。
古い建物をリノベーションしたのか、新しく建てられたものか分かりませんが、ホイアン旧市街にマッチした雰囲気のある建物です。
ホテルの建物はL字型をしており(元々は別の建物)、こちらは正面のロビーがある棟。
門を入って左手にある棟。
それほど広くないですが、門を入るときれいに整備されたガーデンがあります。
こんなハンモックも置いてありました。
無料で自転車も借りられます。
ロビーの天井。
私の部屋は101号室。ロビーのすぐ横、ガーデンビューではなく、裏に面しています。
入って最初の印象は、「思ってたより狭いなあ」。天井は高いですけど。
新しくはないですが、清潔感には全く問題ありません。くたびれているというより、いい具合に使い込まれているという感じです。
ダブルベッド風ですが、シングルベッドを2台並べたもので、シーツの下に割れ目を感じます。
テレビに日本語のチャンネルはなし、NHKワールド(英語放送)はあります。
いわゆるライティングデスクがありません。そんなスペースもないですが。
Wifiは夜にアクセススピードが少し遅いなあと感じることもありましたが、大きな不満はなかったです。
このラックに無料の水、ポット、インスタントコーヒー、ティーバッグなどが置いてあります。
テレビの下に冷蔵庫、スリッパ代わりのビーチサンダル、体重計、靴磨きセットなど。冷蔵庫にはミニバーあり。
クローゼットにバスローブ。薄っぺらいスルスルの素材で、微妙なデザインですけど。
木製のセーフティボックスらしきものはありました。ルームキーに付属した鍵がセーフティボックス用かと思いましたが、開けることが出来ず、結局使わずじまい。
ベッドルームと区切られて、サンルームのようなスペースがあります。
サンルームには鏡台とラゲッジラック。
ベッドルームと区切る意味があるのでしょうか?そのせいでベッドルームがかなり狭くなっていますし、このスペースも無駄になっているし・・・
更にサンルームの先にオープンエアのテラス。テーブルとイスが置いてあります。
ホテルの裏側ですし、壁で囲われているので眺望は全くないですが、逆に覗かれる心配もありません。
上にはガラス?の屋根があります。洗濯物干すのに良さそうなスペースです。
バスルームも狭くて、少し圧迫感があります。予想外にバスタブ付きでした。
洗面台周りに物を置くスペースがなく、使い勝手という意味では今一つでした。
トイレには東南アジア・南アジアでお馴染みのホース式(ハンド式)ウォシュレットもなし。
バスタブは幅が少し狭いでしょうか。またコンクリート製?ですが、経年による汚れがあり、神経質な人はお湯につかりたくないかもしれません。
シャワーのお湯は温度・量共に頼りなく、浴槽一杯に熱いお湯を溜めることは出来ませんでした。
アメニティグッズは、シャンプー、シャワークリーム、ローション、石鹸、歯ブラシ・歯磨き粉、髭剃りセット、くし、シャワーキャップ、綿棒、ソーイングキット、サニタリーバッグ。
ヘアドライヤー。
タオル類はバスタオルのみでしたが、これが異常に大きかった。
朝食は入ってすぐ右手にあるこちらのレストランにて。
前日泊まったホイアンセントラルホテルの朝食会場が改装中ということで、代替場所になったのが、このハアンホテルのレストラン。
ですので、ホテルは違っても、2日連続ここで朝食を頂きました。すぐ裏手にあるのですが、姉妹ホテルなのかもしれません。
ビュッフェスタイルですが、小規模なホテルですので、料理のバラエティはそれほど多くはありません。
卵料理や麺料理を作ってくれるコーナーもあります。
すごく良いとまでは言えませんが、味・バラエティ共に不満はありません。
プールはロビー棟とレストランの間にあります。建物に囲まれているので、あまり開放感がないかな。
立地も悪くなく、建物やガーデンの見た目は趣があって良かったですが、一番安いスタンダードだったせいか、部屋が狭く、「あれっ?」と思う点も多少ありました。
以前泊まったヴィンフンヘリテージホテルのように築200年超という歴史的建造物ですと、設備面の不具合も仕方ないかと思わせてくれるのですが・・・
期待が過大だったせいか、悪くはないけど、思っていたほどでもなかったというのが感想。点数と言うと80点位。
前日に泊まったホイアンセントラルホテルの方が、設備・ホスピタリティ両面でもっと心地良かったです。