タクアパー日帰り旅行からプーケットタウンに戻った時にはもう20時半になっていました。
ザ メモリー アット オンオン ホテルに戻って荷物を引き取り、この日宿泊する99 オールドタウン ブティック ゲストハウスに移動します。
スタンダード クイーンベッドという部屋を予約、料金は1泊税・サ込み、朝食なしで2,196円(681バーツ)。
ロケーションはプーケットタウン旧市街のタラーン通り。古いプラナカン風ショップハウスが立ち並び、まさに「オールドタウン」といった雰囲気です。
タラーン通りでは日曜日の夕方からナイトマーケットが開催されます。私は週末の土日に開催されると勘違いしていましたけど(この日は土曜日)。周辺にレストラン・カフェ・お土産物店はたくさんありますが、コンビニはありません。
タイではシノ・ポルトギーススタイル(中国とポルトガルの文化の融合とされていますが、ポルトガルというのは少し疑問)と呼ばれるショップハウスです。
チェックイン時のデポジットにクレジットカードは不可で現金500バーツ。それはいいのですが、明日朝6時にはチェックアウトするので、返金等は大丈夫かと聞いてみます。こういう小さなホテルの場合、マネージャーがいないから対応出来ないといったトラブルが予想されます。
そのスタッフは「出来ません」と答えただけで、チェックイン作業を黙々と進めています。いやいや、無視するつもり?
こちらが声を荒げていると、年配の男性が出てきて、ちゃんと私が対応しますと。親子なのでしょうか?
最初から気分の悪い滞在となりました。
ロビーエリアの奥は吹き抜けのコートーヤード(中庭)、ショップハウスに特徴的な構造ですね。
部屋は3階の31号室。エレベーターはありませんが、スーツケースはスタッフが運んでくれました。階段のところで靴を脱ぎます。
部屋に入ると、細長い間取りです。ホテルの建物自体、間口が狭くて奥に長い構造ですが、2室並んでいるので、建物の半分の幅しかありません。
ベッドではなく、少し高くなった板張りの所にマットレスが敷かれています。マットレスの長さ≒部屋の幅≒2メートル弱?
部屋の奥から入口方向を望んだところ。
広いバルコニーが付いていました。バルコニー付きの部屋にアップグレードしてくれたようです。但し、このバルコニーは隣室と共有なので、セキュリティー面でどうなんでしょう?特に女性は不安かもしれませんね。
目の前にはパステルカラーのプラナカン風ショップハウスが並ぶタラーン通りが見えます。夜は幻想的な雰囲気です(路上駐車がなければもっと良いのですけど)。
他の方の宿泊記を読んでいると、通り側だけではなく、裏手にもバルコニー付きの部屋があるようです。
テレビにはNHKワールド(英語放送)もNHKワールドプレミアム(日本語放送)もありません。
デスクというか鏡台。PCで作業するには狭いです。
Wifiのアクセススピードは特に問題なし。また室内に電源コンセントはたくさんありました。
部屋に入ってすぐのクローゼット。セーフティボックスはなし、予備の枕だけ入っています。
クローゼットの下に冷蔵庫とスリッパ。冷蔵庫には無料のドリンキングウォーターが2本。
バスルームもかなり狭いです。
トイレにはホース式(ハンド式)のウォシュレットは付いています。
シャワーは安アパート風の湯沸かし器タイプ。ハンドシャワーと固定シャワーがありました。
アメニティグッズはシャンプー、シャワージェル、石鹸、シャワーキャップ、トイレットペーパー。
バスルームが微妙に下水臭かったです。
予定通り朝6時過ぎにチェックアウトしましたが、昨晩の年配男性がデポジットの返金を含め、きちんと対応してくれました。
プーケットタウンの旧市街を観光するには非常に便利な立地です。部屋の内装は新しくて清潔感にも問題はなく、料金からすればこんなものでしょう。
ホテル代もホテル代なので、多くを求めるのは無理があると思いますが、チェックイン時の対応でネガティブな印象になってしまいました。
各予約サイトやトリップアドバイザーなどに掲載されている宿泊客の評価は高いようなのですが・・・