ケーブルカーを降りて、少し階段を上がるとついにファンシーパン山の頂上です。
ここがまさにトップ オブ トップ。
標高3,143メートル、ベトナム最高峰かつインドシナ最高峰らしいですが、ロープウェイ&ケーブルカーで楽々来れちゃいます。
下のデッキにはベトナム国旗が掲げられていて、いかにも国威発揚って感じですね。
ここに来ている人たちは、もちろんベトナム人が一番多いのですが・・・
「ヌン、ソーン、サーム(1,2,3)」
と画像撮影しているタイ人観光客の声も結構聞こえてきます。
しかし、思ったほど寒くないなあ。階段を登って少し汗をかいたせいか、半袖のTシャツ&長袖のコットンシャツにマウンテンパーカー(少し厚手のウィンドブレーカーみたいな)を羽織るとちょっと暑いくらい。
Tシャツ&長袖のコットンシャツだけだと、少し肌寒いけどこれで我慢しようかなと思えるレベル。
下を覗いてみると、ここからロープウェイ乗り場までずっと仏教寺院が続いているようです。
行きはケーブルカー(ファニキュラー)で登ってきましたが、帰りは階段で下って行きましょう。
雲?霧?にかすんだ観音菩薩像が幻想的です。
少し晴れてきた?
完全に視界がクリアになりました。
さっき乗ってきたケーブルカーが向こうに見えます。
ケーブルカーを使わずに歩いて登って来る人も結構います。階段が630段前後あるそうですが。
言葉を聞いていると、タイ人が多かったような・・・タイ人も敬虔な仏教徒が多いので、ついついこういう仏教寺院には興味を示してしまうのでしょう。
但しタイは上座部仏教、ベトナムは大乗仏教と違いがあり、ベトナムの仏教寺院はタイのようにキンキラではなく、モノトーンで落ち着いた感じです。
向こうに大仏が見えます。
すぐ脇をケーブルカーが走って行きます。
上を見上げると、少し青空がのぞいてきました。ベトナム国旗の揺らめいているあたりが山頂です。
下にはロープウェイ乗り場が見えています。
ロープウェイ乗り場まで降りてきました。
ここからサパ湖を中心としたサパ市内中心部の画像を撮影したいのですが、雲に覆われて全く見えません。
15分程待って、やっと少し見えるようになりました。
上の画像を加工してみました。
ではまたロープウェイ(現地ではケーブルカーと呼ばれる)に乗って帰りますか。
行きと同様、ゴンドラに一人だけでした。
雲でほとんど何も見えません。
視界が開けてきました。
眼下にムオンホア渓谷のライステラス(棚田)が広がります。
残念ながら、ほとんどの田んぼは収穫が終わっており、一面黄金色に染まった光景とはいきませんでした。少しだけ残っていましたが、ちょっと残念だったなあ。
下まで降りてきました。
ここからサパ市街中心部までバスがあるとネットで見たような気がするし、バス停らしきものもあるのですが、よく分かりません。
すぐタクシーに声を掛けられたので乗って帰ることにします。料金は言い値100Kドンでしたが、メーターを使用することで落ち着き、78,5Kドンでした。
行きはバイクタクシーで30Kドンでした。
ロープウェイの料金は少し高いですが、本当に行って良かったです。サパ観光において、ファンシーパン山は外せない観光スポットではないでしょうか。