ルアンパバーン空港に到着後、タクシーで市内へ向かいます。
ターミナル内にあるカウンターで前払い、料金は50,000ラオスキープ or 7USドル or 250タイバーツ。空港で両替するときっとレートが悪いだろうから、ここでは両替せずにUSドルで払います。
表に出てタクシーに乗ると、運転手以外にラオス語を話す謎の西洋人男性とタイ人(おそらく)男性も乗り込んできます。なんだよ、乗り合いなのかよ・・・
先に西洋人をシーサワンウォン通りで降ろし、メコン川沿いの通りに入って、初日に泊まるルアンパバン リバーロッジ(Luang Prabang River Lodge)に到着。外観はルアンパバーンぽくて悪くない。
通りをはさんで目の前はメコン川。
同乗したタイ人もここで降りています。あれっ、彼も同じホテルなんだ。
レセプションには誰もいません。しばらく呼び掛けたりしていると、二十歳前後の若い男性が2人出て来ました。そのへんのあんちゃんって感じです。
実は予約した時、ルアンパバーンリバーロッジ1という名前だったのですが、その後公式サイトを見ていたら、メコンロイヤルビューホテルという名前に変わっているようなんですよね(ホテル予約サイトからは何の連絡もなし)。
タイ人男性は予約していないみたいで、空室と料金を聞いています。
なに!1泊20ドルだって?ちなみに私は1泊税・サ込、朝食なしで50ドル(約5,300円)払ってるんですが・・・ウォークインならそんなに安いのかよ?それとも経営が変わって料金も大きく変わった?
後から泊ったホテルもそうでしたが、ルアンパバーンの場合、ホテル予約サイトよりウォークイン(飛び込み)の方が圧倒的に安いようでした。観光客が少ない雨季だからかもしれませんが。
私は予約しているからということで先にチェックインさせてもらうことになりました。と言っても、パスポートをチェックするわけでもなく、ホテルバウチャーを半信半疑で見ています。
で、料金は払ったのかとか聞いてきます。だからエクスペディアに払ってるんだって!
何か納得できないようでしたが、部屋の鍵を渡してくれ、2階の部屋まで荷物を運んでくれましたが(エレベーターなし)、その後も金は払ったのかだとか、ホテルバウチャーをもう一度見せろとか何度か部屋にやってきました。
ねえ、ねえ、このホテルの名前は、ルアンパバーンリバーロッジ1なの?メコンロイヤルビューホテルなの?と聞いても、今一つ明確な答えが返って来ません。
結局、夜10時近くにオーナーなのかマネージャーなのか英語も話せるまともそうな男性が部屋にやって来て、ホテルバウチャーを見せてと。その後、何も言ってこなかったので、納得したのでしょう。
経営が変わって、旧経営時代に受けた予約がうまく引き継がれていないのかな?
看板その他はルアンパバーンリバーロッジのままで、その後ロイヤルメコンビューホテルへの変更を考えたが、結局ルアンパバン リバーロッジ ブティック1に落ち着いた?
ちなみにここから徒歩2分にあるルアンパバーンリバーロッジ2。こちらは従来通りの名前で営業しているようです。
チェックインから色々ありましたが、無事泊まれてよかったです。
それでは改めてホテルの紹介です。
ロケーションはルアンパバーン旧市街、メコン川沿いケムコン通りとキサラート通りの角、キサラート通りを歩いて行けば3分でメインストリートのシーサワンウォン通りに出ます。
シーサワンウォン通りに出たところが、ちょうどツーリストインフォメーションセンターがある交差点で、ナイトマーケットの一番端となります。ナイトマーケット、朝市、プーシーの丘、旧王宮(国立博物館)、ワットマイなどが近くて、立地はなかなか良いと思います。
私はスーペリアと言う部屋を予約していました。部屋は2階のB05室、ちょっと狭いかなという印象。それと料金も料金なので、多少の安っぽさもあるかな。
窓からメコン川を眺められたのは良かった。
テレビはタイのチャンネルが中心(タイの衛星テレビ局TRUE)、NHKワールドはありませんでした。
クローゼットはなく、こういうハンガーラックだけで針金ハンガーがぶら下がていました。
ライティングデスク、セーフティボックス、冷蔵庫もありません。それと電源コンセントも少なかったです。
インターネット接続はWifiで無料、宿泊客も多くなかったせいか、アクセススピードという点では、それほど不満はありません。
続いてバスルームです。
バスルームはさらにチープな印象。
バスタブなんてあるはずもなくシャワーだけです。何の段差も仕切りもない上に、排水が悪いので、シャワーを浴びると、トイレあたりまで余裕で冠水します。お湯はそれほど問題なく出ました。
シャンプー、ボディソープとトイレットペーパー。
他に歯ブラシ・歯磨き粉だけ置いてありました。タオル類はバスタオルのみ。
朝食は付いていなかったので食べていません。
玄関先のテラスにテーブルなどが置いてあったので、以前はここで朝食などを含めレストラン・カフェ機能を果たしていたのかもしれません。私が宿泊した時は、稼働しているようには全く見えませんでした。
経営が変わったのかもしれませんが、予約管理・チェックインがいい加減だったのが一番の問題。
レセプションスタッフは、雑貨屋の店番みたいな頼りない、プロフェッショナルさの欠片もない若い兄ちゃんが2人いるだけでしたし。帰ってくると挨拶してくれたり、決して悪い人達ではないのですが。
それと料金が料金なので、こんなものかもしれませんが、部屋はちょっと安っぽい印象は否めません。ただ立地だけは良かったです。
まだ雨季で宿泊料金は安い方でしたが、乾季のオンシーズンになると更に高くなるわけで、このホテルに限らず、ルアンパバーン全体がクオリティのわりにホテル代が高いのかもしれません。