東京で1泊し、これから実質的な1月の旅のスタートとなります。
先ずは香港航空HX611便で香港へ。香港航空を利用するのは今回が初めてです。料金が安かったのと今まで乗ったことがないという理由で香港航空を予約しました。
年末から同航空の経営危機説が報道され、多少心配しておりましたが、無事搭乗日を迎えました。香港航空というより、海南航空グループ(海航集団)全体の経営危機説は以前から囁かれていましたが。
最近、香港航空のLCC子会社、香港エクスプレスをキャセイが買収か?なんてニュースも流れています。
香港航空のチェックインインカウンターは成田空港第1ターミナル北ウイングとなります。出発の2時間前に着いたのですが、多少行列していますね。でも大したことなさそう。
バゲッジドロップのカウンターが別にあり、私は事前にオンラインチェックイン済ですのでこちらを利用します。バゲッジドロップのカウンターは前に1組だけいて、待ち時間3分でした。
このHX611便は9:05発なのですが、第1ターミナル北ウイングで最初の便でした。成田空港の離発着は6~23時に制限されていますが、6~9時は到着専用、出発は9時からで運用されているみたいですね。今まで気付かなかったなあ。
予約時は使用機材がエアバスA330-300となっていましたが、いつの間にかエアバスA330-200に機材変更されていました。エアバスA330-300はリニューアルされた新しい機材があると聞いて、それを狙っていたんですけど、A330-200だと古い機材かあ・・・
エコノミークラスの座席配置は2-4-2。
香港航空は初体験ですが、以前HKエクスプレスが運航していた香港航空の機材に乗ったことがあります。機種は違いますが、内装は同じなので、初めてという感じがしません。
私の座席は59H、わりと後方の通路側です。
ウェブチェックインの際、後方は空いていたし、経営危機の噂もあったから、これはガラガラかなと期待したのですが、いざ搭乗してみるとほぼ満席に近かったです。私の隣はスーツを着たサラリーマン風の日本人男性。
シートピッチは30~31インチ(約79~81cm)くらいでしょうか。LCCよりはマシですが、レガシーキャリア(フルサービスキャリア)としては狭め。
機内エンタメ用のパーソナルモニターも付いています。見た感じではちょっと古そうなモニターですが、タッチパネル式でした。
日本語吹き替えで視聴出来る映画はそこそこあります。日本映画は2本+アニメ2本(名探偵コナン&火垂るの墓)。タイ映画も2本あり。
フライトアテンダントのユニフォームは紫色で香港エクスプレスと全く同じですね。
出発前に香港の入境カードとイヤホンが配られました。枕や毛布はシートに置いていないですが、リクエストすると持って来てくれます。
離陸後、水平飛行になって機内食サービス。機内食はサバ味噌煮orチキン+卵焼きという選択肢で私はサバ味噌煮を選択。
びっくりするほど小さなサバの切り身。
機内食であることを考慮しても、味のレベルはかなり低いです。ご飯もパサパサだし。
食後にトイレへ行ったら、かなり年季が入っていて、便器自体も蓋もボロボロです。
ここも割れているし・・・
映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を1本見終わったら、そろそろ香港への着陸準備です。
香港航空はスカイトラックスで五つ星とされている海南航空系だし、子会社でLCCの香港エクスプレスには良い印象を持っていたのですが、正直言って、機材・サービス共にイマイチでした。ホスピタリティという意味でも、フライトアテンダントに笑顔・愛想はなく、う~んという感じ。
他のフルサービスキャリアと比較しますと、ベトナム航空以下、マカオ航空以上というのが私の評価。でも料金の安さを考えると、許容出来る範囲、特に受託手荷物がある場合は、今後の利用もありかなと思います。