ビンフン ヘリテージ ホテル(旧ビンフン1)のヘリテージスイートルーム、旧チャイニーズスペシャルルームの部屋(208号室)です。
バルコニーに面した小さな窓はあるのですが、基本的に薄暗い。広さは55平米?60平米?ゆったりしていますが、天井は少し低いかな。
ベッド(マットレスやリネン類)の寝心地は普通。206号室のベッドは天蓋付きだそうです。
バルコニー経由でチャンフー通りが眺められます。
家具類もアンティークな感じ。
テレビチャンネルにはNHKワールド(英語放送)あり。
作業用のデスク。
鏡台。
天井の細工も凝っています。
クローゼット。中にはセーフティボックス(使い方が分かりにくい)とバスローブ。
ホテルの建物も勿論ですが、部屋の中も一種の博物館みたいなものですね。
築200年という木造の古民家なので、普通に歩くだけで、ドシドシと揺れ・震動が伝わってきます。
またドアや窓を閉めていても、こういう建物ですから、密閉性が甘いのか、部屋の広さに対してエアコンの出力が小さいのか、最大にしてもなかなか効かないですし、外の音もそのまま聞こえてくる感じで、防音性はないに等しいです。
ホイアンの街自体が夜10時くらいで店もほとんど閉まるので、音がするのもせいぜいそれくらいまでですが。
インターネット接続はWifi(無線)で無料、アクセススピードもそんなに悪くはないと思うのですが、「Internet Explorerではこのページは表示できません」という警告が出まくりでした。
もう一度クリックするとちゃんとそのサイトにアクセス出来るのです。別にエロサイトを見ているわけではないのですが・・・
バスルームはアンティークな感じはなく、大理石作りになっています。中庭(コートヤード)に面しており、ベッドルームと違って結構明るい。
木の浴槽は表面が撥水加工されているので、カビとか生えないようになっています。敷いてある座イス?とか横に掛けてあるカゴ?はちょっと怪しい感じで、ヌメヌメしている部分もあったような。
こんな建物なので、水回りは弱いかと思いきや、お湯の温度・量ともに充分で、気持ち良く利用出来ました。
アメニティー類。私はいつも自前を持って行くので、気にすることはないのですが、歯ブラシ・歯磨き粉はなかったかな。
朝食はロビーにて。一応ビュッフェスタイルですが、全6室のホテルですので、かなりメニューの数も少ないですし、料理のクオリティもイマイチというか安っぽい感じ。
卵料理、麺料理(ホイアン名物カオラウなど)、サンドウィッチ(バインミー)などは作ってくれます。
オムレツを頼んだら、卵焼き風なのが作られてきました。
客観的に見れば、質・量ともにイマイチですが、個人的には特に不満はありません。
築200年という古い商家・町家なので、それ故のデメリットもありますが、それを差し引いても、このヴィン ヒュン ヘリテージホテルを予約して良かったと思いました。ホイアンで1泊はこのホテルに泊まることをおすすめしますね。
雰囲気のある歴史的な建造物に泊まれたということに加えて、このホテルの立地が世界遺産・ホイアン旧市街のど真ん中、徒歩1-2分の日本橋(来遠橋)をはじめ、多くの観光スポット・レストラン・カフェなどが歩いてすぐにあり、非常に便利でした。このロケーションという面でもポイント高いです。
このホテルには福建語を話すお化け・幽霊が出るという噂もありますが、残念ながら?出会えませんでした。